
その抜け毛、市販シャンプーが原因かも? 今日から始める頭皮リセット習慣
「最近、シャンプーのたびに排水溝の髪が増えた気がする…」
「分け目が広がってきて、髪型が決まらない…」
そんな風に感じたことはありませんか?
40代という人生の中盤、仕事にも家庭にも責任が増す中、自分のことはどうしても後回しになりがち。
でも、鏡の前でふと気づく。「あれ? 最近なんだか髪が薄くなったような…」
それはもしかすると、あなたの頭皮がSOSを出しているサインかもしれません。
今ここで、あなたの髪と真剣に向き合ってみませんか?
なぜ抜け毛が増えるのか?その主な原因
抜け毛の原因には、加齢やホルモンバランスの変化、ストレス、睡眠不足など様々な要因があります。
しかし、意外と見落とされがちなのが「頭皮環境の悪化」。
毎日使っているそのシャンプーこそが、知らず知らずのうちに頭皮に負担をかけ、抜け毛を引き起こしている可能性があるのです。
例えば、ラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naといった硫酸系界面活性剤。
これらは非常に洗浄力が強く、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。
さらに、合成香料、防腐剤(パラベン、フェノキシエタノール)、着色料などが加わると、頭皮は炎症を起こしやすくなり、毛根に栄養が届きにくくなるのです。
市販シャンプーの落とし穴とメーカーの事情
「でも、そんなシャンプーが普通に売られているなんておかしくない?」
そう思うのも当然です。
しかし、そこにはメーカー側の事情があります。
市販シャンプーは、大量に流通させ、低価格で提供することが求められます。
そのため、安価で手に入りやすい硫酸系成分や合成香料、保存料が使われやすいのです。
さらに、消費者が「泡立ち=洗えている」と感じやすいため、ニーズに答える”泡立ち&爽快感”の成分設計が主流になっているため、どうしても頭皮に刺激が強い製品になってしまいます。このような安価で使用感重視のシャンプーが、長期的には髪と頭皮にダメージを与えている可能性が大きいのです。
よくある反論「市販シャンプーでも毛がある人はいる」
「でも、市販のシャンプーを使ってるけど、まだ髪があるよ」 確かにそういう方もいます。
しかし、それは単に、皮膚が強い体質に恵まれているか、現段階ではまだ症状が現れていないということ。 頭皮環境の悪化は静かに進行し、気づいたときには取り返しがつかなくなっていることも少なくありません。
また、「薄毛は遺伝だから仕方がない」と諦めている方も多くいらっしゃいます。
確かに、遺伝的な要素は影響しますが、それがすべてではありません。
同じ遺伝的背景を持つ方でも、生活習慣やケアの仕方によって薄毛の進行度や状態には大きな差が出ます。
頭皮環境、シャンプーの選び方、食生活、ストレス管理——これらを正しく整えることで、遺伝によるリスクを最小限に抑えることは十分に可能です。
あなたの頭皮は、日々の習慣の積み重ねで未来が決まります。
今この瞬間に、“正しいケア”を始めるかどうか。
それが5年後、10年後の髪の運命を左右するのです。
頭皮の常在菌バランスが鍵
では、どうやってケアをしていけばよいのか。私たちの肌には、善玉菌(表皮ブドウ球菌など)や悪玉菌(マラセチア菌など)が存在しており、バランスを保つことで肌健康が維持されています。この常在菌のバランスは、体全体の肌に関係しています。 手洗いのしすぎや、強い洗浄成分のボディーソープでゴシゴシ洗うことは、必要な皮脂と常在菌を失わせ、肌バリアを壊す最大の原因となります。
本来、体は湯船にしっかり浸かることで、自然と皮脂が浮き上がり、無理なく汚れが落ちるようにできています。ですから、肌を守るためには「低刺激でやさしく洗う」ことが基本なのです。極端に言えば、「何も付けないで洗う」日があってもよいのです。
頭皮も同様です。強い洗浄成分は頭皮常在菌のバランスを壊し、善玉菌を減少させ、悪玉菌が優位になることでフケ、かゆみ、炎症を招きます。
常在菌は、肌、頭皮のバリア機能を支える“見えない守り神”。それを可能な限り壊さずに育てるシャンプーやボディーソープを使うことが、健やかな髪と肌を育てる第一歩です。
臭いと食生活の関係
「でも、しっかり洗わないと臭いが取れないんじゃないの?」そう思う方が多いと思います。一般的には、頭皮や体の臭いが気になり始めた場合、強い洗浄力のシャンプーやボディーソープで解決しようと考えてしまいがちですが、実際には“臭い”の多くは汗腺や皮脂腺の働きだけでなく、食事や生活習慣の影響が大きいのです。
最新の栄養学の見地では、小麦製品や超加工食品、酸化した油、そしてリノール酸(オメガ6系脂肪酸)を多く含む食事の過剰摂取、または食物繊維、ファイトケミカル、ビタミン&ミネラル不足などが、皮脂の質を変化させ、体臭や頭皮の臭いの原因になりやすいと言われています。
このような食事改善のお話については、別のブログで解説しますので、ぜひそちらもご参照ください。
つまり、抜け毛や体臭の対策を考える場合、まず刺激の強い製品の仕様をやめ、頭皮や肌本来のバリア機能を守ることが大切です。そのうえで、刺激の少ないやさしい製品に切り替えながら、同時並行で中からのケア、つまり食生活の見直しを進めていくことが、最も効果的なアプローチなのです。
まずは「やめる」から育毛習慣を始める
美容サロンファミエスでは、老若男女問わず、頭皮のトラブルでお悩みを抱えているお客様が、適切なシャンプーに変えることで、頭皮の改善に成功している方がとても多くいらっしゃいます。
もちろん、これはシャンプー自体が頭皮を直接的に治すわけではなく、刺激の強いシャンプーをやめ、刺激が少なく、高品質な栄養成分を含んだシャンプーに変えることによって、頭皮が本来持つ自然治癒力を発揮し、自らの力で修復していくことができるためです。
また、「育毛剤を使っても効果がない…」 という経験をされている方。それは、頭皮の“土壌”が整っていないからかもしれません。植物が豊かに育つには、肥沃な土壌が必要。 髪も同じです。毛根に栄養をしっかり届けるためには、頭皮の状態を整えることが不可欠です。砂漠のように乾燥して硬くなった頭皮、血行不良の頭皮では、どんな高価な育毛剤も効果を発揮しにくいのです。 まずは、頭皮を柔らかく、血行の良い状態へと導くケアが優先されるべきです。
繰り返しになりますが、薄毛・臭い対策を成功させるための最初の一歩は、今使っているシャンプーを見直すこと。 ラウレス硫酸Naやオレフィン(C14-16)スルホン酸Naなど、強い洗浄剤が入ったものは避けましょう。
代わりに、ココイルメチルタウリンNaなどのアミノ酸系洗浄成分を使用し、保湿成分(ヒアルロン酸、セラミド、グリセリン)などが含まれている製品を選ぶことをオススメします。
おすすめのシャンプー紹介
「じゃあ、具体的に何を使えばいいの?」
そんな方にご紹介したいのが、美建ファミエスイチオシの「ジャムレーベル 新月・満月シャンプー」。
このシャンプーは、サロン業界やミシュランガイド掲載の一流ホテルでも使用されている、ジャムレーベルシリーズの成分構成をベースに開発された、高品質な“美容液シャンプー”です。
注目すべきは、米国の専門機関で厳しいアレルギーテストをクリアした「刺激度はほぼ0」という評価。肌への刺激を極限まで抑えつつ、「泡パック効果」が頭皮と髪を包み込み、汚れを丁寧に分解。やさしくクレンジングしてくれます。
さらに、加圧処理によって不純物を取り除いた「純水」を使用することで、髪に不必要な負担を減らし、地肌に栄養成分を届けてくれ、キレイで健康な地肌環境に整えてくれます。
「泡で包んで、いたわる」あなたの頭皮に寄り添う一歩先のスカルプケアです。
+αのケアで効果を高める
さらに、積極的に薄毛・臭い対策を成功させたい方には、頭皮マッサージやヘッドスパがオススメ。頭皮マッサージやヘッドスパは、リラックス効果だけでなく、血流促進や毛細血管の活性化にもつながります。
また、日々のストレス軽減や自律神経のバランスを整えるという副次効果も期待できます。ここで、ファミエスが自信を持っておすすめするのが、ホームケアに最適なジャムレーベル「ヘッドスパブラシ 376 finger」です。
このブラシは、頭皮に約4万個ある毛穴、そして10万本の毛髪に対応するため、人の指では届かない地肌の汚れを、376本の先丸ピンがやさしくマッサージしながら、しっかり洗い上げてくれる設計です。
特許取得のクラウン(王冠状)植毛技術により、頭の丸みにフィットしてどこからでも均一な圧力で地肌に触れ、圧倒的な心地よさを実現。また、2種類のピン構造により、短いピンでマッサージしながら、長いピンで毛穴の汚れをかき出します。
さらに注目したいのが、超微振動P-UP®加工。1秒間に約32兆回の微細な振動が地肌の細胞に働きかけ、地肌・水分・キューティクルの3つのバランスを整えることをサポートします。
薄毛や頭皮の臭いでお悩みの方、またはツヤのある美しい髪を目指したい方には、まさに”魔法のブラシ”とも言える一本です。
詳しくは美健ファミエス公式ECサイトをご覧ください。
まとめ
最近では、40代・50代の男性の間でも、潜在的だった美意識が表面化しつつあり、清潔感や容姿に気を配る方が確実に増えています。
これはとても素晴らしい変化であり、自分自身を大切にすること、美しくありたいという気持ちは、見た目の印象だけでなく、内面の自信や日々の活力、そして健康にも直結する“前向きな感覚”です。
美意識を持つことは、年齢を重ねても若々しく快活に生きるための源。今日からその意識を「具体的な行動」に変えてみませんか? 髪のお悩みは、誰にも相談しづらいもの。 だからこそ、このブログをお読みになり気づいた“今”が、人生を変える大きなチャンスです。
今日の選択が、未来のあなたの笑顔に繋がります。 まずは、シャンプーを変えてみる。それだけで、あなたの頭皮と髪は変わり始めます。
10年後も、自信を持って鏡の前に立つあなたでいるために。
Related Posts

24時間乾かない! 乾燥肌・敏感肌の救世主アイテム特集
乾燥崩れ・粉吹き・つっぱり知らず! 朝から夜まで潤い続ける秘訣を教えます なぜ私たちは“保湿しても乾く”のか? 「しっかり保湿しているはずなのに、夕方になると肌がつっぱる…」 そんな悩みを抱えている方は、実は少なくありません。原因は単に「乾燥している」だけではなく、肌の内側にある“バリア機能の乱れ”や、保湿の“質”の不足にあります。 肌は外側から見ると滑らかに見えても、その内部では「水分を保持する力(角質細胞間脂質)」や「外的刺激を防ぐバリア機能」が絶えず働いています。特にこのバリア機能が低下すると、せっかく補った水分や美容成分もどんどん蒸発してしまうのです。 さらに多くの人がやってしまいがちなのが、「とりあえず化粧水だけつける」「ベタつくのが苦手で乳液を省く」などの**“保湿ステップの簡略化”**です。 これでは一時的に潤ったように感じても、肌の深層には十分に水分が届いていない可能性があります。 また、肌が乾燥していると「もっと保湿を」と思いがちですが、過度な塗布や頻回なミストの使用も逆効果になることがあります。肌が本来持っている自ら潤う力(バリア再生機能)を弱めてしまう可能性があるからです。 つまり、「量」より「質」。肌に本当に必要なのは、外側からの水分補給だけでなく、肌本来の働きをサポートする保湿成分や生活習慣の見直しです。 本記事では、朝から夜まで乾かずに過ごすために必要な「潤いを逃がさない」スキンケア術を、美容感度の高いアラサー女性の視点からご紹介していきます。 後半では美健fumiesがおすすめする、成分や使用感にこだわった厳選アイテムも登場しますので、ぜひ最後までご覧ください。...
続きを読む
目指すはマイナス5歳肌! スキンケア迷子に贈る“再出発”マニュアル
【変化の正体】40代の肌に起こる「たるみ」の原因とは? 「なんだか最近、顔全体がぼやけてきた気がする」「昔より口角が浮かんで見える」──...
続きを読む